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色々の記録。noteから移行

初八ヶ岳登山。赤岳に登ってきた。

今年の頭に初めての登山をしてから大体月一のペースで関東近郊の低山で日帰り登山をしてきたのですが、今回、ついに山小屋泊の登山をしてきました。

行ってきたのはこちら。八ヶ岳で一番高い赤岳です。

赤岳(あかだけ)は、長野県南佐久郡南牧村諏訪郡原村茅野市山梨県北杜市にまたがる標高2,899 m八ヶ岳中信高原国定公園南部に位置し、八ヶ岳連峰最高峰である。

ja.wikipedia.org

ボットン便所恐怖症なため(落ちそうで怖い)、山小屋泊はきっとすることはないだろうな~と思っていたのですが、今回折角友達に誘ってもらったので思い切って行ってきました。感想、超充実した山行でした。楽しかった~~~。

※ちなみに、今回宿泊した小屋も途中で休憩を取った小屋も全てトイレは水洗でした。素敵山小屋ばかりで感謝しかありません。

 

コースについて

ざっと調べた感じ1泊が最も一般的な行程のようでしたが、1日目と3日目は軽い移動で、2日目にガッツリ縦走するコースになりました。都内からの移動も時間がかかるのでこの行程がベストでした。予定を組んでくれた友人に感謝。

1日目

都内→美濃戸口→赤岳鉱泉

userweb.alles.or.jp

赤岳登山の拠点基地とされる赤岳鉱泉に1泊しました。美濃戸口から赤岳鉱泉までは2時間ほどの道のりで、ハイキングコースのようななだらかな山道で歩きやすかったです。実は本格的な2000m級の登山は今回が初めてでとても緊張してしまい、前日はろくに眠れていなかったため、1日目に歩く距離がこの程度でとても助かった……。ちゃんと睡眠は取るべきですね、、、

2日目

赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳展望荘(昼食)→赤岳→行者小屋

yamap.com

この日は朝6時に赤岳鉱泉を出発して夕方16時に行者小屋に着くまで丸1日歩き続けて、赤岳とそれに連なる硫黄岳・横岳を縦走する盛りだくさんなコースでした。私はYAMAPとApple Watchでのカロリー記録に失敗してしまったのですが、同行の友達の記録によると大体9時間歩いて3000kcalほど消費したようです。すごいな。

3日目

行者小屋→美濃戸口

行者小屋に宿泊した後、のんびり美濃戸口まで戻ったあと、温泉に入って帰京しました。行者小屋からの下りはそこまでハードな道ではなかったのですが、気力が抜けてしまったのか前日の疲れが溜まっていたのか、岩場で転んでこの旅唯一の擦り傷を足に作ってしまいました。油断大敵ですね。

装備について

トレッキングパンツが欲しいな~と思っていたのでコロンビアで購入して持って行きました。今までUNIQLOのスポーツレギンスや普通のカーゴパンツで登っていたのですが、山用のズボンは伸びる素材で歩きやすい。買ってよかったです。

www.columbiasports.co.jp

なんか色が違う気もするが多分大体こんなやつです。

また、今回の山行でついにトレッキングシューズのソールが剝がれてきてしまったので、次回までに新しい靴を買おうかなと思っています。

私が履いていたのはモンベルのティトンブーツで、高校時代にフェスに行くためだけに買って、それ以来今年の初めまで寝かせていたものでした。実に7年ぶり?くらいに引っ張りだした割に色んな山に連れて行ってくれた素敵な靴だったと思います。ありがとう。

緑色、なかなか無い色でかわいかったな。

感想

はじめての2000m級の山、はじめての山小屋泊、はじめての鎖場……とはじめて尽くしの山行でしたが、とっても楽しかったです。と同時に、やっぱり山登り好きだな~~と思いました。山に登るのは毎回少しずつチャレンジの連続なのですが、そうした挑戦を繰り返すごとに自信が湧いてくるし、事前準備や違和感の言語化が上手くなっていく自分に気が付くことができる。素敵な趣味に出会えました。

山の上から見下ろす景色、世界のてっぺんに立っているみたいで大好きだ~~。

おまけ:今回食べたもの

登山は恐ろしく体力を消耗するのでとにかくカロリーを取らないと詰みます。というわけでひたすら食べて食べて食べまくりました。こんなに食べたの小学生ぶりかもしれない。

 

赤岳鉱泉での夕飯はビーフシチューでした(つまり、ステーキではありませんでした)。美味しかったです。めちゃくちゃご飯に合ってたなあ。

赤岳鉱泉の朝ごはん、絶品だったな~~。山だとお米が嬉しい。

赤岳展望荘で食べたお昼ご飯のカレー。あったかい食べ物が食べれるのがこんなにありがたいとは。

行者小屋の夕飯、ハンバーグ。「夕飯はハンバーグですよ」って聞いた時、踊った。リアルに。チーズが入っていて超美味しかったです。

3日目に下山してから食べた豚カツ。美味しすぎて脳が喜んでいた。揚げ物パワーは素晴らしい。本当に美味しかった……。

 

さいごに

今回赤岳に登ってみて、いつか日本アルプスなどのもう少し難易度の高い山にも登ってみたいな~という思いを強くしました。と同時に、今まで自分が安全に山登りを楽しんでどんどん行きたい山を広げられているのは、綺麗な登山道を整備してくださっている山に携わる方々のお陰だな……とも思っています。

日本の山はあまり入山料を取らないので意識する機会がありませんでしたが、やはり登山道の維持にはお金がかかるようで、その費用の多くが山小屋の方々の持ち出しになってしまっているようです。丁度北アルプスの南部地域で登山道維持のための寄付金の実証実験をしているのを見つけたので、少額ながら寄付をしてみました。

nationalpark-japanesealpstrail.jp

一口500円からなので、ぜひ。